映画地図
羅生門 (1950)
羅生門の舞台と、実際の撮影地。
荒れ果てた門、撮影所の中庭、そして二つの日本の森。映画全体は三つのセットと数か所の森で撮影された。
地図で見る場面と場所
羅城門で雨宿りする三人の男
崩れた門の下で、杣売りと旅の僧が呆然と座っている。たった今離れてきた裁判の衝撃からまだ抜けきれずにいる。通りかかった下人が何の話かと尋ね、最初の証言が始まる。
物語の舞台 平安京 羅城門(京都) — 平安時代の京都の荒れ果てた正門。杣売り、旅の僧、下人が土砂降りをやり過ごす場所。 Google マップ · Apple マップ
物語の門は、平安京の南門であった羅城門の跡地に設定されている。映画では、撮影所に独自の門を組んだ。
実際の撮影地 大映京都撮影所 オープンセット(京都) — 荒れた門は撮影所の600坪の敷地に組まれた原寸大のオープンセットで、門の場面はすべてここで撮影された。雨は、カメラに映るよう墨で色を付けた水である。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
中庭での証言
杣売りと旅の僧が、森で見つかった死体について証言する。捕らえられた盗賊が連れてこられ、まったく異なる証言が始まる。
物語の舞台 検非違使庁の中庭(役所の庭園)、平安京 — 平安時代の検非違使庁の中庭。武士の死について証人が証言する場所。
撮影所のセットが検非違使庁の中庭の代わりを務める。映画はハイキーの白い色調で撮影された。
実際の撮影地 大映京都撮影所 オープンセット(京都) — 検非違使庁の中庭は、撮影所で組まれた二つ目のオープンセットである。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
杣売りが山へ入る
杣売りは斧を肩にかつぎ、森へ分け入る。そこで殺しの証拠を見つけることになる。
物語の舞台 森へ続く山道 — 杣売りが木を切りに入り、死体を見つける林の山。
撮影所の外の原生林で撮影された。撮影はここから始まった。
武士が命を落とす森
三つの証言が同じ午後を再現する。盗賊が武士を街道から誘い出し、夫婦との出会いは語り手ごとに異なる。どの版でも語り手は自分をよく見せる。
物語の舞台 森の木立 — 盗賊が武士と妻に出会い、武士が命を落とす森。
葉を透かした日差しを、鏡と張った網で影の位置を決めて表現した。
実際の撮影地 光明寺裏山、長岡京 — 森の場面は7月17日から光明寺の裏山で撮影され、天候に応じて雨の門の場面と交互に撮られた。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
門で赤子が泣く
赤子の泣き声が三人の男の話を遮る。彼らがその子をどうするかは、三人それぞれが今なお人間について信じているものを試すことになる。
物語の舞台 平安京 羅城門(京都) — 再び門。雨の中で捨てられた子どもが見つかる。 Google マップ · Apple マップ
冒頭と同じ撮影所の門。物語の証言はすべて語り終えられている。
実際の撮影地 大映京都撮影所 オープンセット(京都) — 冒頭と同じオープンセットの門。最後の門の場面もここで撮影された。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
登場人物
- 杣売り — 死体を発見し、裁判で証言する男。
- 旅の僧 — 道で夫婦を見かけ、証言を聞いた仏僧。
- 下人 — 門の下で二人に加わり、話を聞きたがる見知らぬ男。
- 多襄丸 — 捕らえられ、武士の死を問われる盗賊。
- 真砂 — どの証言にも登場する武士の妻。
- 金沢武弘 — 森の中で命を落とす武士。