映画地図
『シークレット・サンシャイン』 (2007)
『シークレット・サンシャイン』の舞台と、実際の撮影地。
夫を亡くした女性が南部の小さな都市で再出発する物語と、物語が通り過ぎる密陽の日常的な場所の数々。
地図で見る場面と場所
到着の途中で故障した車 (2007)
シネと幼い息子のジュンは、新たな生活を始めるため密陽に着く。町はずれで車が故障し、シネは路肩で待つ。見知らぬ土地との間をつなぐのは、見知らぬ人の助けだけだ。
物語の舞台 密陽へ向かう道(台詞によれば、58号国道付近の20号国道) — シネと息子が到着した際に、シネの車が故障した場所。
密陽は亡き夫の故郷であり、そのため都市そのものが映画の最初の登場人物である。
彼女の前から離れない整備士 (2007)
地元の整備士チョンチャンはシネの車を直し、ピアノ教室の開設や土地探しも手伝い続ける。本人は、ただの親切心でやっているだけだと言い張る。
物語の舞台 キム・チョンチャンの自動車修理店 — 密陽の整備士が彼女の車を直し、その後も何かと姿を見せる。
地方の小さな都市で営業している整備工場で、シネが最初に出会う男が経営している。
誰も頼んでいないピアノ教室 (2007)
シネはピアノ教室を開き、近所の商店主たちに挨拶して回る。礼儀正しいが少し率直すぎる彼女は、亡き夫の夢のためにここへ越してきたと人々に話す。
物語の舞台 ジューン・ピアノ教室(シネのピアノ教室) — シネがピアノ教室を開く店舗。
密陽の賑やかな通りにある小さな店舗型の教室。韓国メディアの報道によると、撮影後にセットは撤去された。
薬剤師からの贈り物 (2007)
家のすぐ外で、シネは薬剤師に会う。その人は神を信じることが彼女の悩みの答えだと言う。シネは半信半疑ながら、それでも聖書を受け取る。
物語の舞台 密陽の薬局 — 薬剤師が彼女に聖書を押し付ける薬局。
韓国メディアによると、撮影当時の姿をいまも残す近所の薬局。
ジュンとの家庭、そしてソウルから来た兄 (2007)
家では、シネとジュンは、シネがジュンを見つけられないふりをする遊びをする。そこへソウルから兄がやって来て、夫に裏切られた場所でなぜ暮らすのかと尋ねる。
物語の舞台 密陽のシネの家 — シネとジュンが遊ぶ家で、兄が訪ねてくる場所。
ごく普通の家の室内。撮影地は資料に記されていない。
電話が鳴った夜 (2007)
シネはパーティーから遅く帰宅し、ジュンがいないことに気づく。銀行口座の金をすべて現金で下ろし、言われた場所に置く。そのうえで、金持ちに見せるために土地を買ったというのは嘘だったと認める。
物語の舞台 銀行と受け渡し場所 — 銀行の窓口と、シネが現金を置く場所。
町の銀行支店と、名前の記されていない受け渡し場所。資料ではどちらも住所が示されていない。
貯水池 (2007)
警察官がシネを貯水池へ連れて行き、彼女の人生はそこで止まる。まもなく、ジュンの保育園に関わる男が逮捕される。
物語の舞台 密陽近郊の貯水池 — 警察がシネを連れて行く貯水池。
清掃のために水を抜かれた貯水池。資料では名前が示されていない。
傷ついた魂のための祈祷会 (2007)
シネは薬剤師の誘いで祈祷会に参加する。彼女は信仰に身を委ね、心の平安を得たと言う。一方、チョンチャンも彼女の後について教会へ通い始める。
物語の舞台 密陽の市街地にある教会 — シネが信徒の一員となる教会。
密陽の実在する教会。大邱の実在の牧師が映画の牧師役で登場するが、撮影地は資料に記されていない。
彼を赦すための面会 (2007)
誕生日のパーティーで、シネはドソプを赦すために刑務所を訪ねると発表する。チョンチャンはなぜそこまでする必要があるのか理解できないが、彼女に同行する。
物語の舞台 刑務所(ドソプへの面会) — シネがドソプを赦すために訪れる刑務所。
刑務所の面会室。資料に撮影地の記載はない。
美容院 (2007)
シネが退院した日、チョンチャンは彼女を美容院に連れて行き髪を整えさせる。かつて彼女の教室をのぞいていた少女が、いまそこで働いており、シネは散髪の途中で席を立つ。
物語の舞台 密陽の美容院 — 近所の少女がいまそこで働いている美容院。
密陽の実在の美容院。撮影地は資料に記されていない。
登場人物
- シネ — 息子とともに亡き夫の故郷へ移り、ピアノ教室を開く未亡人。
- チョンチャン — 密陽の自動車整備士。彼女の新生活を手助けし、何かと顔を出す。