映画地図
野良犬 (1949)
野良犬の舞台と、実際の撮影地。
黒澤明の東京は、ほぼすべてがスタジオ内に組まれたセットだった。ただし闇市と球場だけは実在の場所である。
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場面と場所
混雑した路面電車で拳銃が消える (1949)
猛暑の中、新米刑事の村上は満員の路面電車で身動きが取れず、コルト拳銃を盗まれる。すりを追うが見失い、この失敗が物語全体を動かし始める。
物語の舞台 戦後東京の混雑した路面電車 — 真夏の暑さの中、村上は満員の路面電車に乗っていて、コルト拳銃を盗まれる。
1940年代後半の東京を走っていた路面電車型の街路車両。撮影地は記録されていない。
警視庁で紛失を届け出る (1949)
村上は上司の中島に盗難を打ち明ける。だが処分はなく、むしろ自ら紛失の捜査をするよう促される。
物語の舞台 東京の警察本部 — 村上は上司の中島に盗難を報告する。
撮影所のステージに組まれた警察署。制作陣は細部を写すために実在の警察署を見学した。
闇市に潜入する (1949)
復員兵の姿に扮した村上は、路地裏の武器市場を何日もさまよう。手がかりはどれも頼りなく、暑さと人混みが彼を消耗させていく。
物語の舞台 東京の闇市 — 村上は復員兵の服装をして、路地裏の闇市をさまよいながら拳銃の売人を探す。
制作陣は上野の闇市の実際の映像を密かに撮影した。具体的な路地は記録されていない。
実際の撮影地 上野(闇市の街区) (上野地区, 東京, 日本) — 闇市の映像は実在の上野で密かに撮影された。具体的な路地は記録されていないため、ピンは上野駅に打たれている。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
球場での張り込み (1949)
村上と老練な刑事・佐藤は、球場の観客の中で拳銃の売人を追う。スタンドから彼を誘い出し、身柄を確保する。
物語の舞台 後楽園球場 — 刑事たちは混雑した野球の試合に張り込み、拳銃の売人を捕まえようとする。 Google マップ · Apple マップ
今はもう存在しない野球場。跡地の近くに東京ドームシティが建っている。
実際の撮影地 後楽園球場の跡地(現在の東京ドームシティ付近) (後楽園, 東京, 日本) — 野球の場面は実在の球場で撮影され、実際の試合の映像も使われている。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
佐藤の家での夕食 (1949)
佐藤は村上を家に連れ帰って食事をさせる。若い刑事は佐藤の妻と子どもたちに会う。捜査の真っ只中に訪れた、穏やかな家庭の場面である。
物語の舞台 佐藤の自宅(東京) — 佐藤は村上を自宅に連れて帰り、食事をさせる。
セットとして組まれた質素な住宅。実在の場所は記録されていない。
並木の母親の家で事情聴取 (1949)
村上と佐藤は踊り子の並木春美に、恋人の居所を問いただす。彼女は口を割らず、村上は母親が説得してくれることを期待して残る。
物語の舞台 並木の母親の家(東京) — 刑事たちは踊り子の並木春美を尋ねるが、彼女は口を閉ざしたままだ。
撮影所のステージに組まれた家屋。実在の場所は記録されていない。
実際の撮影地 大泉撮影所(のちの東映東京撮影所)、練馬区東大泉 (練馬区東大泉, 東京, 日本) — 映画の大部分は、スタジオのセットで撮影 Google マップ · Apple マップ
登場人物
- 村上 — 昇進したばかりの若い刑事。混雑した路面電車の中で、コルト拳銃を盗まれる。
- 佐藤 — ベテランの刑事で、この事件で村上とコンビを組む。