映画地図
『アフリカの女王』 (1951)
『アフリカの女王』の舞台と、実際の撮影地。
実在しない川。急流と砦はロンドンの水槽で作られ、実際の船はアルバート湖で見つかった
地図で見る
場面と場所
ローズが宣教所の教会でオルガンを弾く (1914)
ローズは小さなメソジスト教会で賛美歌の伴奏をし、兄のサミュエルが説教する。チャーリーが郵便物と物資を持って現れ、堅苦しい宣教師たちは彼の粗野な振る舞いに耐える。
物語の舞台 ドイツ領東アフリカ、クンドゥの宣教教会 — 架空の村クンドゥの宣教教会。物語は1914年8月に始まる。
クンドゥは映画の架空の村だ。映画は現実の場所を示していない。
戦争の知らせがクンドゥに届く (1914)
チャーリーはセイヤー一家に、ドイツとイギリスの間で戦争が始まったと警告する。一家は残るが、ドイツ軍が村を焼き、村人たちを連れ去る。
物語の舞台 ドイツ領東アフリカ、クンドゥ村 — セイヤー一家が戦争の知らせを聞いた後も残ることを選んだ宣教の村。
ドイツ領東アフリカは、現在のタンザニア本土、ルワンダ、ブルンジを含むドイツの植民地だった。
アフリカン・クイーン号が川を下り始める (1914)
チャーリーとローズはサミュエルを埋葬した後、アフリカン・クイーン号で出発する。チャーリーは川下の湖にいるドイツの砲艦に触れ、ローズは古い船を魚雷艇に改造する計画を思いつく。
物語の舞台 川の出発点 — アフリカン・クイーン号がここから川を下って湖へ向かう地点。映画はその名前を示していない。
ウブンドゥはベルギー植民地時代にはポンティエルヴィルと呼ばれていた。
実際の撮影地 ベルギー領コンゴのウブンドゥ(現コンゴ民主共和国) — アフリカでのロケはウブンドゥを拠点に行われた。この地は物語の川の区間の代わりに使われており、正確な川岸の場所は記録されていない。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
最初の急流 (1914)
チャーリーが機関室、ローズが舵につき、船は少しの浸水だけで最初の急流を突っ切る。ローズは勇気を奮い起こす。
物語の舞台 最初の急流 — 映画が名前を示さない川の急流。
アイルワースのウォートン・ホールは1930年代から1960年代まで映画スタジオだった。
実際の撮影地 ロンドン、アイルワースのウォートン・ホール・スタジオ — 急流はアフリカではなく、スタジオの水槽で縮小模型を使って撮影された。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
ショナ要塞の砲火の下を (1914)
船が要塞を通過すると、ドイツ兵が発砲する。圧力ホースが損傷し、ボイラーに被弾する。
物語の舞台 ショナ要塞 — 川を見下ろすドイツ軍の要塞。架空の場所だ。
要塞は物語の架空の地理の一部だ。
実際の撮影地 ロンドン、アイルワースのウォートン・ホール・スタジオ — 要塞は、スタジオで組まれた漆喰で覆われた足場のセットだ。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
二番目の急流 (1914)
チャーリーが圧力ホースをぎりぎりで付け直す。船は横揺れと縦揺れを起こし、さらに水が甲板に流れ込む。その後、チャーリーとローズは抱き合っている自分たちに気づく。
物語の舞台 二番目の急流 — 二番目の急流の区間。
アイルワースはロンドンの西、テムズ川沿いにある。
実際の撮影地 ロンドン、アイルワースのウォートン・ホール・スタジオ — 同じくスタジオの水槽で模型の船を使って撮影された場面。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
川岸の鍛冶場 (1914)
三番目の急流でプロペラシャフトが損傷する。二人は岸辺に原始的な炉を組み、チャーリーがシャフトをまっすぐに直し、プロペラに新しい羽根を溶接する。
物語の舞台 川岸の鍛冶場 — 三番目の急流の後、岸辺に作られた即席の作業場。
この場面には現実の場所が示されていない。
葦原に迷い込む (1914)
河口近くで船は泥と密生する葦にはまり込む。物資は尽き、飲める水もない。ローズと熱のあるチャーリーは眠り込む。大雨で川の水位が上がり、船は湖へと流される。
物語の舞台 河口の葦原 — 川が湖に流れ込む所の葦の湿地。
この葦原はトルコのダリヤンだという噂があるが、主演女優は葦のショットはアフリカで撮ったと書いている。
湖上の夜 (1914)
チャーリーとローズは二日かけて準備し、夜の闇にまぎれて蒸気を上げて湖へ出て、船を衝突コースに乗せる。激しい嵐が襲い、魚雷の穴から水が流れ込む。
物語の舞台 大きな湖 — ドイツの砲艦が巡視する湖。映画は名前を示していない。
アルバート湖は、アルバーティン地溝帯にあるウガンダとコンゴ民主共和国の国境に位置する。
実際の撮影地 ウガンダ、アルバート湖 — 映画の多くはアルバート湖で撮影された。ここで示す地点は湖の中心であり、撮影地点ではない。水上を進む船の場面はロンドンの水槽で撮られた。 Google マップ · Apple マップ
行き方:
砲艦ケーニギン・ルイーゼ号 (1914)
ドイツの砲艦が大きな湖を巡視しているため、どの船も湖を渡れない。ローズの魚雷計画は、この船を沈めるためのものだ。
物語の舞台 大きな湖、ドイツの砲艦 — ケーニギン・ルイーゼ号は、物語で湖を支配するドイツの砲艦だ。
映画で使われた船は、ヴィクトリア湖の蒸気曳船「ブガンダ」号だった。ケーニギン・ルイーゼという名前は、1913年に実在したドイツの蒸気フェリーに由来する。
登場人物
- ローズ・セイヤー — ドイツ領東アフリカのイギリス人宣教師。川の旅を戦争計画へと変えていく人物。
- チャーリー・オールナット — カナダ人の機械工で、蒸気船「アフリカン・クイーン」号の船長を務める。